自転車旅行の記録。静岡、浜松より和歌山、串本まで

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リアルな生を求めて。

自転車旅行。その響きはある種のノスタルジー、生命の躍動、情熱、を想像させる。

その衝動は突然やってきて、全てを奪い去ってしまう。

それは日常からの離脱。

ペダルをこぎ続ける、力強く踏む、踏む。 もうそこには自分はいない、そして忘我。

激しい興奮、歓喜、濃密な時間をもたらす。

つかれて、テントに横になる。 夕闇、夜、月明かり、やがて孤独が訪れる。

なんて静かでやさしい、孤独。

今、感じている世界、これがリアルだ。

今、リアルを感じているんだ。


日記

2007年10月22日 Chariの旅ー出発


自転車ツーリング、10:00家を出る。
床屋で頭を刈る。
長さ1mm。

坊主にしたのは石垣に滞在した以来、15年以上も前のこと、
床屋に行ったのは20年ぶりにもなる。

刈った頭を見て、老けたと思う。
でもすっきりはした。

俺はこの旅で”ノリ”を大事に仕様と思う。

そして失敗をする。
失敗を恐れないのではなくて、失敗をし続ける。
それがテーマ。

用意は適当にする、マニュアルは読まない、地図は持っていかない。

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そういう意味で前日、輪行袋の入れ方を研究しなかったのが良かった。

早速、入れ方がわからなくなりしかも工具も足りなくて、自転車を分解できない。
途中までばらしたが、また組み立てる。

東京駅のコンコースすぐまえで、平日の昼間、自転車を広げばらしすぐ組み立てる様は、すぐ脇を忙しく移動していく人たちによほどあほにうつったろう。

最近できた銀座のハンズに工具を買いにいく。
それからまた同じ場所で組み立てる、この間、約3時間ロスした。

ナイスプレイ!
これでいいのだ、いかにハプニングに対処するかでリアル感が変わってくるのだ。
そして意味のない衝動に身をゆだねるのだ!

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東京駅から苦労して積んだ自転車と新幹線に乗り、出発、14:00。
売店で買ったビールとおにぎりでしばし思いにふける、

一人旅なんて本当に久しぶりだ、10何年ぶり?結婚する前は一人であちこちでかけてものだ。

今、まだ完全には日常とは切り離されていない。

浜松駅に16:00、ここで降りる。
また自転車を駅前の噴水のある広場で組み立てる。
今度はスムーズに30分くらいで、完成。

駅前の周辺地図の看板を見たら、天竜川が近そうだ。
以前、台風の天竜川でキャンプをしたことがある、四肢を伸ばしてテントを押さえながら、夜明けを待ったあの場所だ。

今日は静かな夜になりそうだ、進行方向と逆だが、天竜川の川原を目指すことにした。

大体の方向を覚えて走り出した、もう日が暮れ始めている。
少しあせりながら、暗くなり始めた狭い路肩を走る。
感覚が戻らず、ペースもつかめない、方向はこれであっているのだろうか? 急速に沈む夕暮れ、狭い道を横に車がどんどん追い越していく。

途中でうなぎ屋があり、夕飯に買っておく、飯ごうに載せたらうまそうだ。
結局、川原に着いた時にはあたりは真っ暗に、ライトをつけて川原沿いに
キャンプスペースを探す。
適当に人目のつかない、平らな場所を見つけてテントを張った。
ご飯を炊こうとすると、ガスがない、忘れてきた。

しょうがないのでコンビニまで戻りご飯をゲット。
ついでにターキーとビールを買う。

しかし今日は疲れた一日だった。

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そして静かな夜だ、実にたくさんの虫の声が聞こえる。
これが酒の肴になって気持ちいい。
だいぶ冷えてきたようだ。

俺はいろいろなことにびびっている、行動に起こすのにその障害を考えて動けなくなってしまう。
いつからこうなってしまったのだろう?
自分をなくすことに努力し、自意識の苦痛を意識しなくてもいいようになった。

でもそれは自分自身から目をそむけることにもなった。
得たもの、失ったもの、
そして原点回帰。18年ぶりの自転車旅。

もともと一人が好きなんだ、それがリアルだから。
この一人という感覚は大事だよ。
それを孤独と言い換えてもいい。

今19:00・・・。

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10月23日  Chariの旅ー2日目 4:00起床。


5:30掛川橋を出る。
天竜川沿いに走り海に出る、これはサイクリングロード。
あとで知ったのだがこの道は伊良子岬までずっと続いているらしい。

自転車と歩行者の専用道路で太平洋岸自転車道といって、
「鹿島から房総半島を一周して、伊豆半島を通り、そのまま和歌山のほう紀伊半島までいく」というような、すごい構想で、そういえば湘南や千葉でも思い当たる道路がある。
この道を最初から有効利用してれば、大分ラクだったろう。
渥美半島は海岸から内陸にかけてすぐに上がっており、大げさに言えばがけのようになっている。
海岸脇の国道なのに、かなりUP,DOWNがありきつい。

このサイクリング道路は海風はあるが車もないし平坦なので走りやすい。
朝日が昇る海岸沿いを走るのは気持ちいい。
冬の気配を感じる澄んだ空気、波の音とChariのディレーラーの音だけが
染み入るように繰り返されている。

浜名湖を過ぎて潮見坂を上がると、だらだらとしたUP,DOWNが永遠と続く、このあとサイクリング道路に道をまた戻すまで数10キロを走った。
きつい!
時々木々の間から海が見える。

久しぶりだしきついのは予想はしていたが、海沿いの道は平坦と思っていたのが当てが外れました、ナイスプレイ!。

11:30になると足ががくがく振るえが来るほどに、
おなかもすいたので、昼飯にすることにした。

目の前に、インチキなデイリーヤマザキ、いかにも寂れたスーパー風。

魚なども売っている。
普通に手作り風に銀のバットに揚げ物が売っていて、コロッケなどの揚げ物数種をビニール袋に入れる、あとおにぎりと、ビール、ラフランスを買う。

いいロケーションを探してそこらをうろうろ、海に出る道があればいいのだけど、がけのようになっている地形のせいで、簡単に出れそうにない。

近くの農家に道を訪ねると丁寧に道を教えてくれた。
自転車で15分、ロングビーチ北の信号を曲がるといい海岸に出るらしい。

空腹を抑えてそこに向かうことにした。 

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15分くらい走ると、そのビーチはあった。サーフポイントらしく、
多くのサーファーが集まっていた。
平日なのに、結構人が多いなーと思いながらも浜に下りて適当な岩陰に
銀マットを敷く。

さあ、さっそくいただきます!

これだけ走るとご飯もおいしいね。
ビールを飲みながら、海を見る。
渇いたのどを潤すビール。
最後にラフランスを丸ごとかじる、うまい。

付かれきった俺はそのまま寝てしまった。
おきた時は14:00、1時間半は熟睡していたことになる。

トイレに行って、家族に手紙を書く、姫と1週間も離れるのははじめてな
ので、忘れられないように手紙を書くのだ。

書きなれないものだから、書き終わったのは15:00、1時間もかかってしまった。最後に絵も添えた。

伊良子岬までは20KMフェリーに乗れるかどうか心配だ。
とはいってもスピードは出ない、大分疲れている。
ゆっくりと機械的にペダルを踏む。
岬では灯台を見た、絵葉書になりそうな、夕焼けと灯台だったが
絵になりすぎている、と思い。感動度は70%。

フェリーには間に合ったが、向こうに着くころには真っ暗だ。
仕方なくこちら側にテントを張る。

今日の走行距離84,1Kmもう疲れたよ。 

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波の音がする。
風が強く、テントをばたつかせている。

友人から電話が来る、今の状況を話した。
話して思う、
この旅に何を期待しているのか?
自分の中にある本能を呼び覚ます。
そんな感じか?

思えば18年前、自転車旅に出たときは、
今の自分がいやで、”チクショウ、チクショウ!”
と自分に怒りながら旅をしていたのだ。
内側に向かうエネルギーを外に向けて発散していたのだ。

子供ができて変わったのか?
人生が苦しくなくなった。
苦しみを喪失してしまった。

苦しさそのものが生なのだ。

生を感じるために苦しむか?
苦しさから逃れ、
感覚を閉じて生きるか?

では、どのように苦しもうか? 

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10月24日 Chariの旅ー3日目 5:40 起床。


朝はまだ暗い。
日が昇る間をまどろんでいる。
あらためて一人を感じ、自分の身体が戻ってきているのを感じる。

朝食をとる、昨日の残りとインスタントの味噌汁とコーヒー、
コーヒーは相当飲みたかった、一日飲まなかったのは記憶にない。

いい朝が迎えられた。
昨日の筋肉痛を心配したが、思ったほどでもない。
無理をしなければいけそうだ。

8:10鳥羽に向かうフェリーにのる。
フェリーの中で家族に手紙を書きながら思った。
結婚してから自分の役割というか、家族を守るとか、
あまりにも自分を失っていたと思う。

かといって自分を保っていたら、今のようには感じられなかったと思うし、
ぎりぎりまで自分を失ったことで、やはり自分を失ってはいけないんだと気付けたから良かったんだと思う。

これからは、いいバランスを考えていけばいい。

今12;30鳥羽展望台にてこれを書いている。
持っている地図が、バックにたまたま入っていた高速のPAでもらう
中部地方の地図だったので、この道がこんな峠越えの道とは思わなかった
ナイスプレイ!

そのおかげでこの気持ちのよさ、!
地ビールと昨日の残りの飯ごうご飯を食べる、Coolだ。

(今後、ずっとこのパターン、夜に飯ごうご飯を作り、それを次の朝、昼も食べる、昼には食べきり、夜は洗わずそのまま米をたく、飯ごう一つで合理的、ちなみに、このひは飯ごうに、シーチキンと梅干を数個、塩コショウしょうゆ、マヨネーズを入れて混ぜたもの、うまい)

しかし距離は進んでいない、ほとんど上りだからそれも仕方がない、
峠は越えたので、今度は下り中心だ。
あとで知ったのだが、ここはパールロードといってもともと有料自動車専用の景色を楽しめる道路、眼下に、牡蠣か真珠のいかだを望み、入り組んだ入り江がすばらしい眺望を生み出している。

パールロードが終わりやっと平地になった、この時点で14:00ほとんど進んでいない。三重についてから初めてのコンビ二、地図を確認する。
やはり進んでいない。

峠越えだし仕方がないかと思って、地図をよくみてみると、伊勢神宮を素通りしてしまった!
古来からのパワースポット!

失敗した!

ナイスプレイ!

そのおかげで絶景を見ることができた。  

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走れる時間はあと2時間、16時を回ると、キャンプの用意を入れると
日没に間に合わない。
17:30には真っ暗になる。

しかしさっきまでの道とは違い平坦な道が多く走りやすい。
とはいってもそれなりにUpDownはある。
でもいままでからすると大分楽になった。

景色はリアス式海岸になって、入り組んだぐにゃぐにゃの海岸線に
沿って、走っていく。

地図で目をつけた、相賀浦に向かう。(地図は郵便局で道を聞いた時にコピーでもらった)

キャンプ場のマークがあったからだ。ここらの湾は地形の特質上、浜がなくいきなり海なので、キャンプ場所を探すのに苦労する。

キャンプ場があれば近くに浜があり、なくてもキャンプ場にそのまま泊まる、という戦略だ。

相ヶ浦行きの交差点で迷った、この先はずれかもしれない、また戻る羽目になるかもしれない。
でも最初の目的、失敗することが目的の俺は、”いっちゃえ~”だ。

坂をぐーんとくだって行く、そしてまた上り、しばらくして集落についた。

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そうすると、なんと趣のある集落でしょう。
バスは一日3本くらいしかない。電車も通っていない。
陸の孤島のようなその集落は、小さな漁業の町で内陸へ入り組み、その海岸線に沿って、集落を作っています。

おそらく唯一の雑貨屋に入る。
おばちゃんに聞いてみると、キャンプ場は夏だけで、それ以外は休みらしい。
おばちゃんは表に出て、”区長さんの家があるから行って見て”と海を挟んだ向こう側の黄緑の家を指差した。
区長さん宅に行き、”あの~旅のものですが”と訳もわからず切り出してみると、”あ~いいよいいよ”とOKをだしてくれた。

狭い集落なので、それなりに気を使う。
これで安心してキャンプできるというものだ。

おばちゃんの雑貨屋に戻り、OK出たというと、”良かったね、あそこらはいのししが出るから、気をつけたほうがいいよ”といわれた。

そして食材と、ビール、を買い、水をもらって、キャンプ地に向かった。
集落に近い手前の方が安全だといわれたが、人もいたので、奥の方へキャンプを張った。

非常に静かな海、きもちいい。
今日は、トータル108,03Mileだから、46Mile位かな?
最初のパールロードがきつかった。
というより最初からきついところばかり選んでいるな。
おばちゃんにもらった水、1,5Lでは足らなかった、ナイスプレイ!
2L入るみたいだ。
今日のご飯は納豆、漬物、梅干の混ぜ飯ごうご飯。
コロッケとアジフライ付。

20:00には寝て、友人よりメールと電話が来る。
その電話で起きて、今これを書いている。
23:00水を買いに外に出る。
なんか雨が降ってきた、風も強い。
あとから知ったのだが、台風が近づいていたのだ。

テントに戻ると、テントがひっくり返っていた。
ナイスプレイ!と思いながらテントを直し中のものをとりあえずそれなりに整理、今これを書いている・・激しい雨風はテントをゆがめ、ばたつかせ、俺はそれに耐える。今日は熟睡できそうにもない・・・

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夢をみた。

場所は大きな体育館、またはドーム球場、とても広い。
何かのパーティ会場のようだ。

次のイベントが始まるアナウンスが聞こえた、
それは無視し、会場をぐるりと回ってみた。

知人がこちらに気付き、コップを持たせて、
”まあ、どうぞとビールを注いでくれた”
状況はまだの見込めない、
ビールを”ゴク!”っと一気に飲み干す。

会場の中央奥に大きな行きのスロープになっており、
それは天井まで続いている。
その巨大スロープを次から次へと人が降りてくる。

旅館で着るような浴衣に、スキーというなんとも
ちぐはぐなかっこで、次から次へと滑って降りてくる。



そんな間抜けな光景にしばらく目を奪われていた。




そんな楽しいパーティ、軽快なDJがパーティを盛り上げ
なんとなく状況のつかめない俺も、今は楽しむしかないと考え始めた
次の瞬間、雪山の一部が崩れたのが見えた!

それは地鳴りとともにどんどん大きくなっていった、これは、なだれだ!
同時に、天井の雪も固まりで落ちてきた。

大きな地震がおきている!
周りはパニックになり、出口を求める人の流れが濁流のように、
うねりになり、地獄の様相を示していた。

会場の一部が外に向かって開けており、5mもある柵をよじ登れば
外に出れそうだった。家族が心配だが、このパニックで人ごみでは、探しようがない。

とりあえずは逃げるしかない!柵を上って外に出た。
柵から伝って、民家の屋根に降りる、そこで改めて回りを見渡す、
目の前の光景に目を疑った。



夕闇に沈む空に、あちらこちらに黒煙が上がっている。
あちらこちらでサイレンと怒号が飛び交っている。
そして何よりも、向かって左の空が赤い!

美しくも凄惨な空。
それは血のような濃い赤で、尋常でない何かが起きたことを物語っていた。

自転車旅行

夢を見た、第二話。

その赤い空の方向から人々は流れてくる。
ゆらゆらと、
押し出されるようにして、
そして一様に赤いテープが貼られている、目と口をふさぐようにして!
この異様な光景にぞっとするとともに、こちらに逃げてはだめだと直感する。

”こっちはだめだ!”

よく見ると黄色のテープを張られている人もいる。
そして係官のような人がいて、人を選別して貼っているようだ。

赤い空の逆の方向を見ると、青のテープを貼られている人もいる。
状況を把握して、俺は屋根から下に降りた。

青のテープを手に入れて、人の流れに入る。
外人の相撲取りにあう、彼は俺の知り合いなのか?
俺は青のテープを差し出して、説明しようとした。
しかしその相撲取りの男は、ポッケから青のテープを取り出し、
”使う時がくれば使う。”といった。 


人の流れはアメ横のような、狭い道を一方向へと流れていく。
先にまた係官が立っており、検問をしている。

そこには人型のくぼみがある機械がおいてあり、そこに人を入れては出しを繰り返している。
いよいよ自分の番になった、機械に入れられると、アームが”バチン!”と腕に当たると、一瞬で終わった。

痛みはない。

なにやらICチップを埋め込まれたらしい。

これはどういうことなのだろう?

大地震のあとのこの一連の統率、当局の対応の早さ、仕組まれたものなのか?

3色のテープの意味は?
そもそも青が正解とも限らない。
そもそも係官はテープをつけていない。

これから自分はどうなってしまうのだろうか?

雑踏の中で、体一つ、世界と切り離されて
漠々とした不安が、重い暗幕として網膜を暗くしていく・・
そんな感情に囚われていくのだった。

終。

自転車旅行

2:00、真夜中だ。

起きて、今見た夢の内容を書き写す。
テントの外は嵐、こんな夢も見るだろう。


眠い・・ペンを持つ手もウネリハジメ・・・jfどいふdhfh。。。






青山のビル群、そのひとつの屋上、数十人の仲間と騒いでいる。

ドコからともなく、”ぬ~げ、ぬ~げ”と調子をとりはじめた。
盛り上がりがピークになると、10人弱が裸になり、
ビルのふちに建って、いっせいに小便をし始めた。


小便シャワー。


すると下の階から火の手が上がる、黒鉛が上がり、みんなパニックに!

火事だー!
誰かが叫ぶ。

火の手は回り、もう下からは逃げられない。
隣のビルに飛び移るしかない。

しかし、小便を見ていた、隣のビルの住人は拒否。
が、火事の原因が、隣のビルの住人の一人である、みのもんたの
放火だった。

それを知った住人たちは、いっせいに救助に尽力を注いだのである。






という夢を見た。
2本立てで映画のような夢を見てしまった。


6:30、今これを書いている。
外は雨だ、今日はどうする?
とりあえず、雨がやむのに期待して、待機。

続く。

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10月25日 Chariの旅ー4日目 5:40 起床。


8:30 出発。
いつでも出れるように用意をして、小降りになったところで、
テントをたたむ。
空を見ると雲の切れ目から晴れ間も見える。
どうやらいけそうだ。

30分も走ると、雨は止んだ。
今日もずっとUpDownが続く。



11:30古和浦という集落で川べりに座ってランチにする。
昨日の残りに飯ごうだ。うまい。

そういえば、途中のスーパーで米や自転車カバー(雨対策)コード、
はさみ、ガムテープを買った。
100均があったので助かった。

もうずっとコンビニはない、
ばすも5~6ポンしか走っていない。

本当に静かなところだよ、
人もやさしいし。



きょうもやっぱりUpDownの連続。
本当にすごい坂があった。
途中で自転車を降りようと思ったけど、
意地になって最後まで上った。


上がってみると、よくこんな高い所まで上ったなと思う。
のぼりは無心でペダルを踏む。
自分は機械だと思い、ペダルを踏む。

しかし下りは一瞬だ、また長いのぼりになる。

それを繰り返す。



無心でペダルをこぎ続ける。
この単純な作業が嫌いではない、むしろ好きだ。

自分の意識が透明になっていく、脳は静の状態。
腰から下は、フルに力強く、回り続ける、動の状態。

そして時間と空間は移動し続ける、変化し続ける。

それは同時に進行する。

そこにはある種の”リアル”がある。



集落は漁港なので、それを過ぎるとのぼりが始まり、
次の漁港が近づくと、下りになる。
それを繰り返し、やっと国道42号に出た。

256号線よ、さようなら。
君はなかなか手ごわかった。

道の駅マンボウにて休憩。
みかんとキムチ寒菜漬を買う。

果物はのどの渇きを癒しビタミンになる。
体がほしがるものに、敏感になっている、だいぶ身体を取り戻してきた。

観光案内で地図をまたしてもコピーしてもらう。
ここからは列車と併走するらしい。
これはラッキーかも。列車は坂を登らないから、そうきつい坂はないのではなかろうか?



15:00位
目的地には程遠いが、途中よりたかった古里温泉につかる。

4日ぶりの風呂、気持ちよかったー。
これでパンツの替えがあれば最高だが洗濯はまだできていない。
ランドリーなど望むべくもない。
まあしょうがない、風呂が入れただけでよしとしよう。

管理のおばちゃんに、電源を借りて、デジカメの充電と水をもらう。



近くに海岸がありキャンプ場になっているので、ここに泊まることにする。
正直、この気持ちいい状態から、もう一度走りたくはない。

続くー

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キャンプ場の海岸は、シーズンオフで営業してなかった。
道であった人に、管理している人を聞くと、”あそこを曲がった旅館の裏の、野口秀雄に聞いてみな”といわれた。

玄関が開いていたので、土間に入り、野口さーんと読んでみる。
何度か読んでみても返事がない、庭の方に回って読んでみたら、
野口さんはいた。

”いいよ、いいよー、2,3日前も静岡から10人くらいで自転車で来たのがいたよ。”

”そーですかー”

そのほか明日の天気などの話をして、
”この辺でビール売っているところないですかね?”
と聞いた。
(一日の閉めには必ず必要な命の水、しかも今は風呂上り。)

”う~ん、国道に出て・・といいながら、何、飲むの、銘柄は?”
と聞くので、
”まあ、何でも飲みます”
というと、

”スーパードライならあるけど・・”
といいながら冷蔵庫を開ける。
”何本飲むの?”

”じゃあ2本で・・すいません・・”

とビールを売ってもらった。
また自転車で走るのはいやだったので、助かった。
これで、存分にくつろぎタイムを迎えられる。

今、18:51 これを書いている。

夕飯は鮭缶とキムチの寒菜漬けを混ぜた、飯ごうご飯。
美味。

もう俺は常に芸術、アートのことを考える人ではないのかもしれない。
だとしたら芸術家、クリエーターとはいえないかもしれない。

言葉がうまく当てはまらない。
芸術、アート、をする人とでも言おうか?
なくてはならないけど、それだけではない・・?

今夜は静かだが、台風が近づいているらしい・・
明日はどうなるか?

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10月26日 Chariの旅ー5日目 4:00 起床。



外は雨、本降りだ。
止まずにどうしようか?と思案。

コーヒーを入れる。
昨日の残りの飯ごうご飯を食べる。
金ちゃんラーメン(カップめん)を食べる。

絵を描く。日記を書く。
雨は止まない。

さすがに今日はもう覚悟を決めるしかないか?

7:00、
雨が小雨に、今がチャンス!
急いでテントをたたむ。

100均で買った自転車カバーが役立つ時がきた。
荷物をカバーでくるみ、雨仕様にする。

昔の古傷ひざは痛むが、無理はしないでいこう。
雨カッパを着込み、出発。

雨走行は危険だった。
久しぶりなので感覚がつかめない。
すべる、走りが安定しない、ブレーキも利かない。

これは神経を使う。

今日は列車と一緒に走るから楽だと思っていたら、
あっという間に平地はおわり、46号か311号かの選択に迫られる。
46号は山越え、標高差がある。
311号は海岸沿いの道で、今までどおりリアス式の海岸を
ぐにゃぐにゃ、細かいUpDownと思われる。距離も長い。

どうするか?

どっちも大変なのはわかっている。
ひざが痛むので、なるべく上りは避けたい。

どっちがきついかはわからない。
なら確実に距離が短い、山越えの46号を選んだ。
これは賭けだ。

海岸沿いに走るのに飽きていたのもある。

川沿いの渓谷を横に見ながら、うねりながら上がっていく。
基本的にずっと上がりなのできついが、ストレスはない。

長いトンネルをぬけて、上がりきったら下りだ。
大体予想通りのペースで走れた。

ただ時折のどしゃ降り、長いトンネルでは路肩も狭く、危険ではあった。
下りもスピードをおさえ、スリップに注意する。

デジカメが動かなくなった、
携帯も充電不能に。

雨が進入したのだろうか?
一応、ナイスプレイ。
過ぎたことはしょうがない、プラスに考えるんだ。

とりあえず、記録媒体がなくなったので、これは脳内に焼き付ける
んだ、との神様のお告げ、と考えて、三枚分脳内に焼き付けた。


これはあとで絵にした。



山道を降りて、平地になる。
足の負担は軽くなった。
尾鷲という町にはいったところで、テーピングを買う。
その場で開封、左足に巻く。

左足はだめになっているので、主に右で踏んでいる。
このままだと右も危ない、これで少しでも状況が良くなればと期待する。

デジカメは故障の原因がわからない。
あきらめて、携帯の電池を購入することにした。
SDカードと、電池を入れ替えて、今後携帯のカメラを使用することにする。

後にこの携帯の荒い動画がいい効果を生むことになった。
やっぱナイスプレイ。


七里ガ浜に入ってからは海岸沿いに平坦な長い直線が続く。
こういう展開を待っていた。

直線を飛ばしたかったんだ。
雨は降っているが、今回の旅で一番快調に走れた。



16:00
道の駅、七里ガ浜の前の海岸にてキャンプ、買出しに便利だ。

いつもは海が見える位置にテントを設営するが、台風に備えて防風林の中に設置。
しかし蚊にやられる、動きの速い小さい蚊が多い、まぁあきらめる。

今19:37
雨が強くなってきた、テント張るときは止んでくれていてよかった。
明日は、晴れのち雨、はたしてどうなるか?

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10月27日 Chariの旅ー6日目 6:00 起床。



天気、雨、

雨なのでゆっくりと起きたが状況は変わらない。
さしあたっての問題、この雨での荷造り。

昨日のぐしょぐしょの服を切るのも気が引ける。
パンツは100均で新しいのがあったが、スパッツは替えがない。
靴下も靴がぐしょぐしょなので、結局ぬれる。

いずれにしろぬれるんだ、
えい!っと一気に履く。
やっぱ冷たい。

ナイスアンラッキー。




8:00出発
雨の中のツーリング。

しかし道は平坦に続いている。
路肩も広い、快調にとばす。

道の駅ウミガメ公園でウミガメを見た、
ここいらは、ウミガメの産卵地らしい。

でかい!形がかっこいい。
脳内記憶で手紙にウミガメの絵を添えた。


平地をぐいぐいと快調にとばすと気持ちがいい。
距離も稼げるし、長い距離を走ったという実感がほしいのかもしれない。

あと、トンネル、歩行者用のトンネルがあって、それが面白い。
苔むしたトンネルなんか、趣があってすばらしい。
内側の壁がはがれてレンガが見えていたりする。

これらを動画、静止画、両方撮る。

途中で携帯の電池を代えたがどうも調子が悪い。
デジカメがだめなので携帯だけが頼りだ。

デジカメがだめになった時はがっくりきた。
ナイス間違いとは思えず、マイナス思考になった。

そのとき、

これではだめだ、どんな時でもプラスに変えなくてはだめなんだ。
ピンチはチャンスなんだ。

と思い直した。

この時考えたのは、映像を脳内に残すということだった。
デジカメに頼ると、記憶に残らない。
強烈に頭に残すんだと言い聞かせた。


12:00を過ぎたころに小雨になり、
ランチにいい白い浜を見つけた時には、雨は止んでいた。

カッパを脱ぎ、ぬれた服を脱いでパンツいっちょになる。
うーん開放感。日がさしてきている、じわじわと体が乾いてゆく、冷えた体を温める。

堤防にすわり、昨日の鳥のせせりマヨネーズいため、とかいわれ、煮卵、梅干の混ぜご飯(飯ごう)を食べる。

さわやか~
思わずはだしで海岸を走ってしまった。

調子に乗り海にも入ろうとしたが、ひざまで入って、
やはり冷たい。

せっかくあったまった体、やめておこう。

古座と紀伊姫の中間点ぐらい、小さいが本当にいいビーチだ。
周辺の人のプライベートビーチで使っているんだろうな。

15:00
串本到着、ここが本州最南端の町、
旅の終着点でもある。

明日は移動日、東京に帰る準備をしなくてはならない。

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まず、明日の時刻表を駅で確認。

わからん・・
直接窓口で聞いてみる。

東京まで普通でいったら何時間かかりますか?

えっ普通で?!
と聞き返されてしまった。

自分で走った道を余韻を持って逆行したいのに、
特急では味気ない。

コンピューターで何通りか出してくれた。
一番速く着くので6:30~20:40
これにしようと思っている。
できればもう少し速く帰りたいが、特急を入れないとだめだ。
夕飯を家族ととれるといいのだけど・・




それからヤマト便の位置と、ゆうぱっくの使えるコンビニ、梱包用のダンボールの確保、ATMで引き落とし、今夜のキャンプ地探し。
これらを6:30の電車に乗れるように、今のうちにセッティングする。

ヤマト便の営業所に行くと、営業が8:30からといわれた。
これでは電車に間に合わない、あきらめる。
コンビニのゆうパックで荷物のみ送り、自転車は携行することにした。

空きダンボールはスーパーでもらった。
ATMで金を引き落として、電車賃を確保、約1万円、
キャンプ地は、串本の南が島になっており、その本州最南端の展望台すぐ脇にキャンプ場があるというのでそこに決定。

ここから自転車で30分くらい。




これで明日の目処は立った、明日は早い。
もう16:00、なんとしてもやっておきたいことがある。

それは温泉!
最後で温泉地なので、これは入っておきたい。
時間はないが、観光案内で紹介されなかったが、
来る途中であった温泉、弘法の湯にいく。

民家を改造したような作りで気になってはいたのだ。

道を戻ることにはなるがしょうがない、衝動に身をゆだねるのだ。
そこは、市で共同管理している完全個室の風呂だった。
個室とはいっても、一般家庭で使うバスタブをちょっと大きくした位の木の風呂、二人ではちょっときつい感じ。


玄関を入ると、普通の小さい平屋で、
おばちゃんがたちが、隣の部屋でテレビを見ながらコタツで世間話をしている。

”風呂は入りに着たんですけど”
じゃあこれに住所書いて・・
といったやり取りがあり、
”まあ、自転車で東京から来たの~”
”次、いないからゆっくりはいれるよ”
と、まるで人のうちの風呂を借りに来たようだった。

風呂は小さいが、個室はいい!
外は庭を挟んでがけになっており下は海だ、
窓からは絶景、太平洋~が望む。



風呂を上がると16:30、もう日が暮れる。急がなければ。

岬のキャンプ場まで全力ダッシュ。
途中のスーパーでビール2本、しいたけカイワレを買う。

キャンプ地は最南端(本州)灯台近くの広大な芝生が広がるすばらしいキャンプ場だった。
眺望もがけの上の高台にあるので海がパノラマで見渡せる。

もっと早くついていたかった!
しかし過ぎたことはしょうがない、もうだいぶ暗くなっている。

急いでテントを張る。
どんどん真っ暗に、テントを張ったら中にいろいろ投げ入れ、
ライトをつけてゆっくり作業。

収納スペース、台所、書斎、寝室、をつくる。
2m×2mのスペースでこれだけのことができる、
毎度のことだが妙に感動したりする。

特に台所はこれから食べる食材を並べて気分を盛り上げる。

今夜はしいたけとコンビーフを飯ごうで炊き込んで、
炊き上がりにイカげそのから揚げとカイワレ大根を合えたもの。
とてもよく出来ました。

明日は早いよ寝なきゃね、
でもこれから絵も描くよ。

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10月28日 Chariの旅ー7日目 3:30 起床。



コーヒーを入れ、飲む。
さあ、片づけだ、最後の荷造り戸惑った。

5:00 出発、
外は真っ暗だ、街灯もない真っ暗の道を走っていく。

5:30 ローソンで宅急便で荷物を梱包して送る。
自転車のサドルと、泥除けも、はずして一緒に入れた。

6:00 串本駅、自転車を輪行バックに入れる。
6:20 6:27発にぎりぎり間に合った。



今は電車の中に・・
普通で行くと13時間かかる、さてどうするか?

電車の風景通った場所とかぶったりもするが、
あまりにも早すぎるので感慨にも浸れない。

次は新宮終点だ、
ここで乗り換え40分、駅舎で飯ごう飯を食う(多気行き)多気から名古屋行きに乗る。

急行なので早い。景色が飛ぶ。

この間、多気までは単線なので特急が追い抜く時は30分位待たされる、また対向車両が通るときも同じである。




結局、名古屋に着いたのは14:00だった。

名古屋はもう都会なので、列車に乗る人もいろいろで、生活もそれぞれあり・・・と現実に戻されるようで気持ちが萎縮していく感じがする。

そんなこともあって、考えるのをやめた。
いわゆるスイッチオフであり、忙殺、時間を殺してしまった。



やはり悪い癖は習慣になっている。

自分を殺す癖。
これがいけない。

ナイスな間違いを犯すんだ!

ピンチはチャンスなんだ、アイデアで切り抜けるんだ!!




完。
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